2007.11.24 Saturday

ラノベなサイトのTRPG記事をみて

好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! [2007年11月]
TRPG についてメモ。

いや、こちらの記事を読んで困ってしまった(笑)うん、TRPG知らない人にとってはこんな感じだよなあ。う〜ん、でもこれは…どう説明したらいいものなのか^^;
とりあえずね、シスプリを例にだすといろいろ歪むわ!上級者向け過ぎます(笑)
ラノベ読みの人に説明するとするとしたら、「参加者で設定や背景を共有した上で即興で物語を作っていく遊び」と説明するかな?(まあ、FEAR系限定な話かもしれないけれど、それは置いておく)

例えば、ちょうど先日遊んできたTRPGのシナリオを例にしてみますと、

「文化や風習もまったく違う二つの国。戦争をしているのだが現在休戦中。和平交渉の為に敵国を尋ねているお姫様が和平に反対する勢力に誘拐されてしまう。しかし、その誘拐を主導した人物は実は…」

と、いう情報をゲームの前に知らせてから、主要な登場人物をそれぞれの参加者が受け持ってお話を進めていくのです。で、この場合主要な登場人物の設定は

「お姫様の護衛の若い侍。お姫さまに恩あってとても心酔している」
「誘拐の黒幕にその昔故郷の村を滅ぼされた式神使い。村を守れなかった事を悔やみ続けている。偶然お姫様の国に世話になっていて事件に巻き込まれる」
「黒幕の配下の重装砲兵。黒幕を尊敬している。国のために姫を誘拐せよとの命を受け、任務に向かう」
「黒幕の秘密を探るために秘密警察より送り込まれたエージェント。黒幕が国を裏切るようならしかるべき対処をせよとの命をうけている」

の4人。これにゲームの進行役として、敵役やその他のキャラを担当するマスターを加えて5人でゲームするわけです。

ほら、これくらいの情報で話を作るとしたならば、ラノベ読みの方々なら導入からどういう展開になって、どんなシーンをはさんで結末はこうなるはずだって見えてきませんか?

これを参加者がそれぞれ考えて、自分のキャラクターを動かして話を進めていくわけです。で、参加者それぞれストーリやキャラの行動の考え方は違うし、進行役のマスターの思惑もあるのでなかなかかみ合わなかったりもするのですが、ここを掛け合いながら上手いことやっていく所が楽しみどころ。それから、ゲームとしてランダムな要素も入るのが普通なので、(サイコロを使ったり、カードを使ったり)ますます思惑とはずれたりも起こります。

まあ、お話つくりに関しては素人な面子で遊ぶわけですから、ありがちでべたべたな話になるわけですが、それでも面白いのですよね。これが。

TRPGについて(2007年 11月21日〜30日までの崩壊報告)
随想 : TRPG
やはり他にも反応されてる方がおられるので、遅ればせながら記事を書いてみました。こう、TRPGの紹介って非常に難しいですね。ゲームのルールが違えばまったく遊び方も楽しみ方も変わりますし。ホラー、SF、伝記物、現代、未来などジャンルにはこだわらないで遊べますものね。

ところで、どうでもいい疑問。SANチェックっていろんなとこに広まってますが、実際にクトゥルフの呼び声をやった事ある人はどれくらいいるのでしょうかね。
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