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2007.06.09 Saturday

魔法少女リリカルなのはStrikerS 第九話(と第八話と第七話)

第9話「たいせつなこと」
第8話「願い、ふたりで」
第7話「ホテル・アグスタ」
ファミリー劇場で視聴中。
 
 第七話。まあ、作画はこんなこともあるよね?三人のドレスがあまりにあんまりすぎだろうとは言っておきます(笑)
 話の内容はいろんなキャラの顔みせとティアナの失敗。
 
 第八話。前回の失敗を受けてのティアナの話。ラストの模擬戦でのなのはの描写が

 次回の九話とあわせてみると、教導官としてのなのははまだまだ完璧ではないという事を描写したいのかなあ?なぜ、疑問系かというと、これまでの描写ではなのははエースオブエースと呼ばれていたり有名人で優秀と認識されているようなので、このラストのなのはの描写はプロフェッショナルな教導官としてはどうよと強く思ったわけです。

 そして、第九話。もう、なんといいますか。なんでも説明して終わりはやめいというのに。シャーリーの説明だけですますんかい!

 第9話は最後のなのはとティアナのシーンはまあ良かったです。ただ、このシーンにも重みがないですよね……和解するのはもちろんいいのですが、そこまでをちゃんと描写しようよ。

 モード2の接近戦用のデバイスのフォルムは無茶だろう。なんであんなに凶悪な戦闘ナイフになるんでしょう。いったいだれの趣味だ?後ろでみんなが覗いてるのはお約束でよし。でも、どうせなら最後にみんなでなだれ込んだりしてみてほしかったかなー。どうせやるならそこまで(笑)

 そして、ラストのなのはのセリフはむちゃくちゃいいセリフだなあ〜。このセリフが伏線ならば、この後になのはは無茶ができます。むちゃくちゃかっこよくいけますよ。これっきりにしないで、ちゃんと伏線にしてほしいなあ…今までを見てると期待薄だけど。
 
 ここまで見てきて気になったことは大きく二つ。

 まずは、登場キャラの「想い」に対して、シナリオの扱いが軽すぎるんですな。今回に関して言えば、強くなりたいというティアナの想いは?シャーリーの話を聞いただけであっさり挫けてしまう。第七話のラストのスバルの表情は?親友を撃ち抜かれて怒りに燃えたんじゃないのか。
 この想いを変えるに値するだけのシーンは描写されてないのですよね…シグナムに修正されて(笑)シャーリーの話聞いてそれでほいっと。TRPGの天羅万象を知ってる人向けに話すと「そんくらいじゃあ因縁の変更は許可できないなあ〜」という事です。

 つぎに、舞台の設定を特殊部隊にした事がまったく役に立ってないなと。
 「特殊部隊」としたことで使える、もしくは自動でついてくる「お約束」というものがあると思うのですが。これが有効に活用されてないか、描写されてないように感じるわけです。

 機動六課の特殊部隊らしさがすごく薄いわけですが、じゃあ、その「らしくなさ」を強調して話の核にするかと思うとそうでもなく。(九話の途中、はやてがなのはとフェイトを官職をつけて呼ぶところとか違和感だらけ…逆に軍隊ぽい描写をしたいのか?)上手に描写もされないし、有効にも使っていないようですよ。

 続けて見てきてやっぱり感想は「もったいない」から変わらないなあ。設定もキャラもいい感じなのに、肝心の話がほんとにもったいない^^; まだまだ先はあるし、巻き返して欲しいなあ。ホントに。

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